初心者でも必ずできる!全てのボードゲームで使えるただ1つの必勝法

ボードゲーム
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悩む人
悩む人

ボードゲームやってるけどなかなか勝てない…
なんで負けるのか分からないよ~
次は変えてみようって思っても
毎回同じような展開で負けちゃうんだよなぁ
上手い人はどんどん上手くなるのはなんで?
全てのボードゲームに使える
必勝法とかあるのかな?

こんな悩みに答えます。

この記事を読むメリット

・上手くいかない原因が分かる 
・どんなボードゲームでも上手くなる方法がわかる 

この記事を書いてる私は
ボードゲーム歴8年目で
何百個もボードゲームを遊んでます。

ただ、そんなに多くのボードゲームを
やってきていても
初めてやるゲームは
勝率が高くありません。

しかし、2回目にやるゲームは別です。
8割くらい勝ちます。

ただこれは、
わたしが何か特別なわけではなく
誰でもできる方法です。

今回はそのボードゲーム必勝法を
徹底的に解説します。

結論:必勝法=改善能力

先に結論です。

必勝法というのは改善能力のことです。

改善能力が高い人は
遊ぶたびに強くなるので、
改善能力を強化したら
誰にでも勝てます。

そもそも全てのボードゲームに
共通する戦略のようなものはありません。

その理由は2つ。

①各ボードゲームでポイントは違う

ゲームのシステムも違えば、
勝敗の決まり方も違います。

例えば、
将棋とババ抜きで共通して使える
必勝法はないですよね。

②人それぞれ上手くいかない理由が違う

皆さんのプレイのやり方も違います。

プレイのやり方が変われば、
それぞれゴールも変わるので
共通する必勝法もなくなります。

必勝法は自分で見つけないといけない

ボードゲームで上手くなりたいなら、
自分なりの必勝法を
見つけないといけません。

もちろん、最近はゲームのコツなど
まとめてるサイトもあって
それを参考にすることも大切です。

しかし全てがあなたに
当てはまるわけではないので、
あくまでも自分で成長していくことが
1番強くなる方法です。

上手くならない原因

先にうまくならない原因を説明します。

ほぼこの1点です

敗因を間違えてる

上手くならない人の95%が
このミスをしてます。

というのも、
負けたときにほとんどの人が
敗因を考えると思うんですけど、
その敗因が大雑把なことが多いです。

具体例で説明します。

例えばカタンで負けたとき…

※カタンを知らない人はこれを読んで!
神ゲーなのでぜひ遊んでみて!

敗北の少年
敗北の少年

開拓地全然つくれなかった〜!
羊が取れなくて困ったから次は羊をしっかり取れるようにしよう!

と振り返ったとします。

実はこの時点で上手くなりません。

この振り返りの問題は大きく2つ。

①その敗因で本当にあってる?

②開拓地作れなかった理由はあってる?

①その敗因で本当にあってる?

まずこれが1つ目の問題。

本人は開拓地がつくれなかったのが
問題だと思っていますが、
それが間違ってる可能性が高いです。

もしかしたら
都市化が敗因かもしれません。
もしくは、
騎士点や道点が敗因かもしれません。

この敗因がズレてしまうと、
対策もズレてしまいます。

多くの人が感覚で
敗因を決めてしまいますが、
実は敗因が他にあることが多いのです。

②開拓地作れなかった理由はそれだけ?

仮に開拓地がつくれなかったのが
敗因で正しかったとします。

しかし、
「羊が取れなかった」で
反省を終えるのは早い!

羊が取れなかった理由として
パッと考えられるのは

・初期配置
・新たに作った開拓地でも羊が取れない
・盗賊で抑えられてしまった
・交渉ができなかった
・港を使えなかった

など、これだけでも5つあります。

盗賊で抑えられていたから
羊が取れなかった場合と、

港が使えてなかったから
羊に変換できなかった場合では
対策が変わります。

ここの敗因の深掘りが
足らない方も非常に多いです。

この問題を防ぐには
何をすればいいのでしょうか?

その答えは…
マインドマップを作りましょう。

マインドマップをつくれば必ず勝てる


マインドマップをつくることで
成長スピードが段違いに変わります。

マインドマップとは

マインドマップ (mind map) とは、
イギリスの教育者トニー・ブザン氏が
提唱した思考の表現方法のひとつで、
中心となるキーワードから
関連する言葉やイメージを
つないでいった放射状の
図のことを言います。

https://www.mindmap-school.jp/mindmap/

実際わたしが作った
カタンのマインドマップがこちら。

マインドマップをつくるメリット

2つあります。

原因がズレない

敗因になるかもしれないものが
全てまとまっているので、
見落としがなくなります

敗因がピンポイントでわかる

敗因をめちゃくちゃ深掘りしてるので、
根本的な問題がわかります

マインドマップの実際の使い方

ここからは実際に振り返りをする時に、
マインドマップの使い方を解説。

例えば、 カタンをやって
・開拓地3つ
・最長交易路2点
・ポイントカードの1点
の合計6点

3位で負けたとします。

1番上手くいかなった部分を確認

振り返りをすると、
上手くいかなかった部分が
何個も出てくると思いますが、

一度に同時に改善はできないので
改善して1番効果が出そうな部分を
探す必要があります。

今回のカタンでいうと、
カタンの得点方法は
下の4つしかありません。

マインドマップでみると
・開拓地
・都市
・ポイントカード
・ボーナス2点

敗因はこの中のどれかにあります。

今回は、
・開拓地が作れなかったこと
・都市化ができなかったこと

どちらが1番の敗因だったのでしょうか?

目標に足りなかった部分に注目

こういう時は
目標と大きくズレてしまった部分に
注目しましょう。

例えば、
道点を取れるくらい
木とレンガが集まりやすい配置だったら、

本来10点に到達するには
・開拓地で5点
・都市で2点、
・最長交易路で2点
・ポイントで1点

くらいの内訳になるはずです。
そこで考えると、
初期配置を除いて新たに開拓地を
4つ作らないといけないはずなのに、
今回は1つしか作れてません。

なので、1番の敗因は
開拓地が作れなかったことだとします

最も効果が大きい部分だけに分岐

ここで振り返りを終えてはダメです!
深掘りをしていきます。

開拓地をつくるには、
材料(木・レンガ・小麦・羊)と
つくる場所が必要です。

今回はどちらが原因で
作れなかったのでしょうか?

資源はあったけどいっぱい道伸ばさないと作れなかった

⇒このときは、つくる場所が敗因

資源集まらなくて作れなかった

⇒材料が敗因

今回は小麦だけ集まらなかった〜
という状況だったとします。

そうすると、材料が原因になります。

この深掘りを5回繰り返す

上記の流れ、
見つけた敗因の要素の洗い出し
→どれか特定

を5回繰り返して深掘りします。

5回じゃなくても、
もうこれ以上深掘りできない!
というところまで
深掘りできたら大丈夫です。

実際に続けてみると
小麦を集める方法は

・盤面から集める
・盤面以外から集める
・集めた資源を失わない

の3つのパターンの組み合わせになります。

今回は盤面から集められなかったことが
原因だとして、

『小麦が集められなかった』
なぜ?3回目
→盤面から小麦が取れなかった

『盤面から小麦が取れなかった』
なぜ?4回目
→初期配置で小麦を11に置いたから

『初期配置で小麦を11に置いた』
なぜ?5回目
→港を取れるように優先したから

港を取れるように優先したのは、
「そう思ってたから」
しかないですよね?

なのでこれ以上は深掘りもできません。

ここまで深掘りできれば
今回の敗因が特定できて、

「港を優先した初期配置で
11からしか小麦が取れなかったから」

となります。
または別のパターンとして

『小麦が集められなかった』
なぜ?3回目
→資源を失っていたから

『資源を失った』
なぜ?4回目
→盗賊で抑えられていたから

『盗賊で抑えられていた』
なぜ?5回目
→騎士を持っていなかったから

『騎士を持っていなかった』
なぜ?6回目
→鉄が取れる場所に置いてなかった

この場合の敗因は、
『鉄が取れず騎士を持てなかったから
盗賊をうけて小麦が集まらなかった』

となります。

次やることを明確に決める

ここまできたらあとは簡単。
対策を考えるだけです。

『鉄が取れず騎士を持てなかったから、
盗賊をうけて小麦が集まらなかった』

の敗因の対策は
『騎士を手元に用意しておく』となり、

そのためには
・小麦、羊、鉄を取れる初期配置をおく
・3:1港や2:1港を使えるようにする

などあります。
この対策を次のゲームで試してみて、
その結果を今と同じ手順で
深掘りしていきます。

1戦1戦の成長スピードが変わる

人は解決策を考えることは得意なのに、
間違った敗因に対して
解決策を考えてしまいがちです。

なので、上達に時間がかかるのですが
マインドマップを使えば、
根本的に良くない部分がわかります。

その良くなかった部分を潰していけば
どんなボードゲームでも
メキメキ上手くなります。

※ちなみにこちらの記事では
カタンに関して詳しく解説しています

マインドマップの作り方

ここからはマインドマップの
作り方を説明します。

今回は分かりやすい
得点形式のボードゲームを
マインドマップで分解していきます。

勝利点を分ける

得点が取れる方法を
全て洗い出していきます。

例えばカタンなら
・開拓地
・都市
・ポイントカード
・ボーナス2点
の4つです。

得点の内訳目標をつくる

これは2つの理由があります。

①ゲーム中の行動指針となる

細かい目標に分かれていると、
ゲーム中にその都度その都度
何をしたらいいか分かります。

例えばカタンで
10点を取る目標だけだと、
中盤で開拓地をつくるべきか?
都市をつくるべきか?
ボーナス2点を狙うべきか?

など、
どのようにプレイしたらいいか
分からなくなってしまいます。

得点の内訳をつくれていたら、

ボーナス2点とる目標なのに
このままだと相手に取られる!
ボーナス2点取りに行こう!

などとゲーム中の
コンパスになってくれます。

②振り返りしやすくなる

ゲームの振り返りをするとき、
目標に得点が到達しなかった部分を
みればいいのでどこが悪かったか
一目瞭然です。

実際に、
わたしのカタンの内訳目標は

・開拓地1点
・都市6点
・ポイントカード1点
・ボーナス2点

です。

例えば私がカタンで負けたとして、
そのゲームが

・開拓地1つ
・都市3つ
・ポイントカード1つ
・ボーナス0点

こんな結果だったとします。
このとき悪かったところは
ボーナス0点だった部分です。

この内訳目標を作ることで、
敗因の見落としを確実に防げます。

分けた勝利条件を要素ごとに分解する

ここからはひたすら分解するだけ。

例えば開拓地をつくるなら
材料と場所が必要。
これ以上は分けられません。

そして材料の集め方は
・初期配置などの盤面から
・交渉などの盤面外から
・資源を奪われない

大きくこの3つに分かれます。
そして分けた3要素をさらに分解して…
というのをひたすら続けるだけ。

そうすればマインドマップは完成です。

まとめ

・必勝法は自己改善につきる!!
 
・上手くならない原因は、
敗因の間違えと深掘りが足りない 

・正しい敗因を特定する
マインドマップをつくろう! 

恐らく
はじめてマインドマップをつくるとき、
「この分け方でいいのかな?」といった
不安に襲われると思います。

しかし、大丈夫!
やっていくうちに分け方も慣れて
どんどん精度が高くなります。

とりあえずまずはやってみて!

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